2008年9月17日(水)「南大門が開いてます」
韓国語の授業のあと、日本人の主婦友達と一緒に昼食を食べることに。その方がまだ行ったことがないというので、今日は大学内の学食で食べることにした。
定食・一品類(焼き飯・ピビンパ)・김밥(のり巻き)・ラーメンなどから、食べるものを決めて食券を買い、カウンターで食券と引き換えに受け取るスタイル。
定食と一品類は各1800ウォン。
焼き飯は以前食べたことがあるので、私は「野菜ピビンパ」にした。上に乗っている具は、キャベツ・キュウリなどの野菜とツナ缶と、大変シンプルだが180円だと思えばまずまず。その他のメニューも、味付けは値段相応な感じだが量は多い。今日も大学生たちで賑わっていた。
食後、以前から気になっていた同じく大学構内の喫茶・軽食の店へ。店の名前は「9(ナイン)」。横に運動場があるので、野球のナインから命名したのかと思っていたら、何のことはない、その店が入っている建物の建物番号が9番だったのだった。
入口は階段を10段ほど下りたところにあり、店全体が半地下に位置する。そのためか、冷房していないのに店内がほどよくヒンヤリして風もよく通り、大変気持ちよかった。
私はアイスコーヒー(1500ウォン)を注文。学内にある喫茶店なので、きっと韓国式の薄いコーヒーだろうとあまり期待していなかったのだが、意外や意外、けっこうおいしい。
また、食事類も意外と充実している。トーストやピザ・スパゲッティ・トンカツ・ハンバーグ・焼き飯など、どれもボリュームたっぷり。学食よりは値段が少し高いが、高いものでも5000ウォンまで。
店内は学食に比べると少し垢ぬけた雰囲気で、圧倒的に女子学生が多い。少ししゃれた気分で食べたい人はこちらへ、という感じ。
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さて、先日韓国語の授業中、とある話から「男性のズボンのファスナーが開いている状態を、どう言うか」という話になった。明るく楽しい先生は、教科書から少しはずれた内容でも「最近の若い人はこういう言い方もする」などと、おまけの内容も教えてくれる。
日本なら、昔々「社会の窓」などという言葉があったが、韓国語では「南大門が開いている」と言うそうだ。
「南」という発音と「男」という発音が全く同じなのでそれをもじって。
さきほど買い物をして自転車に荷物をのせていると、あるおじさんが隣にとめてあった自転車の方へやってこられた。まさに「南大門が開いている」状態で…。こういう場合は、習った通り「南大門が開いてますよ」と教えてさしあげた方がいいのか、やっぱり見ないふりをした方がいいのか…などと考えている間に、おじさんは自転車にのって行ってしまった。^^
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今日は近所の韓国人Kさん宅での勉強会。Kさんがインターネットで見つけた笑い話を、まずKさんが日本語で私たちに話し、次にそれを聞いた私たち日本人が、その話を韓国語で話してみましょう、というKさんの提案。
笑い話は5つあります、と話し始めたKさん。それぞれにタイトルがあり、タイトルだけメモしてある。1つ目、2つ目の話をしてくれた後、「3つ目のタイトルは『健忘症』です」と言った途端、「あら、どんな話だったか忘れちゃった!」
タイミングよく(?)本当に『健忘症』の話の内容をど忘れされたのだが、それそのものが「健忘症」のようで、3人で大笑いした。(^^)
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