2008年11月1日(土)「土甑」その3 植物園・素焼き人形
植物園へ向かう途中にある、休憩所でちょっと変わったテーブルを見つけた。
陶製の水盤のようなものの中に水を張り、水草をあしらい、その上に透明なガラス板を置いてテーブルに仕立ててある。さらに、よく見ると水の中では金魚が2匹泳いでいる。
なかなか洒落たテーブルだと感心した。
大きなビニールハウスのような中に、たくさんの植物が展示されてある。
綿花。
さらに奥に進むと、先ほどの民俗博物館内に展示されていた素焼きの人形で、箱庭のようなものがしつらえられてある。
村で結婚式がとりおこなわれている様子を表しているようだ。中央のテーブルをはさんで、新郎と新婦が対面している。
にこやかにお祝いの膳の用意をしている女性たち。
花嫁衣装を着た新婦と、まわりで祝福している人々。
一番驚いたのは、この男の子2人。専用の甕めがけて、おしっこをしている。よーく見ると、おしっこが甕までとんでいるところまで見える。
バナナの木と、
まだまだ小さい青いバナナの実。
ビニールハウスを出たところにある、花ぐるま。
こんなに肌寒くなっているのに元気に咲いているハイビスカス。
またまた鄭先生が教えてくださった。これは「ひまし」という植物で、
この実から、下剤に用いられる「ひまし油」が絞られるそうだ。
さらに敷地奥へ足を進めると、ミニミニ動物園が。
サルや、写真にはうまく撮れなかったが真黒な毛の小さなクマも2頭、それからウサギや鳥もいた。
鄭先生、「人間はサル見て笑うけどねー、サルも人間見て笑ってんだよ。」
先生がおっしゃると、そうかもしれないと思えてくる。^^
さて、そろそろ帰ろうかと思い駐車場に向かっていると、敷地内に何やら人だかりが…。
つづく
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