2008年11月1日(土)釜山市指定観光食堂 「土甑」その1

dilbelau

2008年11月01日 21:39

豪放磊落な鄭戊鍊先生と奥様は、私たちをご自宅近くの「土甑」(フックシル)という釜山市指定観光食堂に案内してくださった。



この店は非常に広大な敷地の中に、土壁の半個室の建物や韓国の伝統家屋「藁屋」など、たくさんの建物がある。土壁部屋は、良質の黄土を使って造られたものだそうで、黄土が発散する「気」とエネルギーは健康を培う健康空間だと、パンフレットに書かれてある。



昔ながらの甕などもたくさん陳列されてある。



建物の屋根の上などの、たくさんのひょうたんが目を引く。


















巨大カボチャ(左)とお手洗い(右)。




















4人が通された黄土の土壁部屋。扉を開けると爽やかな風が通って心地よい。またオンドルがきいているので、これなら寒い冬でも暖かいだろう。



「土甑」(フックシル)名物の鴨肉料理のコース。甘南瓜の中に、硫黄鴨肉の燻製を入れて焼き上げたもの。南瓜の皮の表面は黒く焦げたようになっているが、中はホコホコに柔らかく大変甘い。鴨肉は特製のタレをつけてサンチュなどで包んでいただく。



こちらは「刺身きのこ」。えのきだけやエリンギなど生のきのこ類を、サラダのようにコチュジャンベースのタレで和えていただく。硫黄鴨肉と一緒に食べるとよく合う。



ほかにも小皿のおかずがたくさん出てきて、非常に食べ応えがある。どれもとてもおいしかった。








この中で鴨肉をいぶしている。











食後にいただいた식혜(シッケ)はとても上品な甘さで、今までに飲んだシッケの中で一番おいしいと夫も私も大変気に入った。大変おいしくいただいたあと、敷地内を散策してみることにした。

つづく

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