2010年03月20日

'10.3.20(土)大地の恵み

先日Sオンニから携帯にメールが。「家にいる?ご主人はもう帰ってる?」

夜間授業のため夫はまだ帰宅していないと返信すると、ほどなく ”コンコンコン” といつものノックの音。
ドアを開けると、オンニの手には大きな袋と新聞紙。

お母様が畑で育てていらっしゃる野菜をもらってきたから、一緒に下処理をしましょうと。
広げた新聞紙の上に、オンニが袋からゴッソリ取り出したのは 「겨울초」 というアブラナ科の一種の葉野菜。傷んでいる葉や根を取り除く作業を。1人ですると大変な作業でも、2人でおしゃべりしながらすると楽しく進められ、早く終わる。



「겨울초」 の処理が終わって、次に袋から出てきたのは 「시금치(ほうれん草)」。小ぶりながらもしっかりした葉で、色も鮮やか。いかにも健康そうなほうれん草だ。同じく傷んだ葉を取り除き、根本から株をいくつかに分ける作業。



さすがオンニは手際がよい。あっという間にほうれん草も終了。最後に袋から取り出したのは、これまた実に新鮮なネギ。根の部分をきれいに掃除する。



あれやこれやと他愛もないおしゃべりをしつつ、作業終了。2人で下処理した野菜を、どれも半分ずつ私にも分けてくださる。ネギはこうやったらおいしいわよとか、和えるときの調味料の割合はこれぐらいねなどと、いろいろ教えてくれる。

オンニのお母様が育てた大地の恵み、おいしくいただきます!  

Posted by dilbelau at 21:43Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月20日

'10.3.20(土)一足お先に・・・

身近にある桜の木が、どれもまだ ”つぼみ固し” である中、先日乗っていたバスの中から見かけた桜はほぼ満開。思わず途中下車して近くへ見に行ってみた。

道路から少しだけ高いところに、1本だけポツンと立っている桜の木。



もしかして桜じゃないのか、あるいは桜だとしても他の木とは品種が違うのか、一足お先に元気に満開である。





近くには、これまた春らしい菜の花が。





この一角だけすっかり春。  

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2010年03月20日

'10.3.20(土)アジトにて・・・

先日、よく晴れて気持ちがよいので、どこか散歩にでも行こうかと考えていると電話が鳴った。以前、一緒に韓国語・日本語の勉強をしていた、韓国人の友人Kさんからだ。大学の教壇に立つKさんは何かとお忙しいようで、最近はしばらく連絡を取り合っていなかったので、お話しするのはずいぶん久しぶりだ。

変わらず優しい口調のKさん。
「急なことなんだけど・・・」
今から(共通の友人である)韓国人のHさんと昼食を食べに行くので、一緒に行かないかというお誘いだった。

もちろん、喜んで!!
すぐに家を出て待ち合わせ場所へ。
お二人とも韓国人でありながら辛い食べ物はあまりお好きではなく(そういう韓国人も周りにけっこういる)、この日向かったのもカルククスの店。

Hさんは何度か入ったことがあるそうで、店内に入って席はたくさん空いているのにずんずん奥の方へ進んでいく。すると、窓際の目立たないところに数段の階段があり、そこを上がっていくのだ。そんなところに階段があるとは、知っている人でない限りまず分からない。

階段を上がると、そこは8人ほどが座れるようになっている、小さな個室空間になっているのだった。こんなところに席があるとはと驚くKさんと私に、普段ココは人気で予約しないと座れないこともあるのよ、とHさんが教えてくれる。

屋根裏部屋のような、ロフトのようなそんなちょこっとした空間。それでいて大きな窓にも面しているので、暗い感じはない。「アジトなのよ」 といたずらっぽく笑うHさん。

さて칼국수(カルククス)や만두(餃子や肉まん)、굴국밥(牡蠣のクッパ)などが並ぶメニューの中から私たちが選んだのは、「들께손칼국수(エゴマのカルククス)=5,000ウォン」 を1つずつと 「해불파전(海産物のパジョン)=7,000ウォン」 を1枚。

まず ”アジト” に運ばれてきたのは、海産物のパジョン。表面はカリカリに焼き上げられて香ばしく、具だくさんでおいしい。3人で集まるのは久しぶりで、パジョンをつつきながら話に花が咲く。



ちょうどパジョンを食べ終える頃、ゴマのカルククスが登場。



いかにも濃厚なスープは、ゴマドレッシングのような色。トッピングされているカボチャの色が鮮やかだ。ゴマのカルククス好きの私には、たまらなくおいしそうに見える。

まずはスープを一口。期待どおりのおいしさだ。香ばしいゴマの香りが口の中に広がる。
麺も、手打ちらしいもちもち感が楽しめる。具は少なめ。カボチャの他に、ジャガイモのスライスが入っているだけというシンプルさ。

カルククスは、このゴマの他にも 「매생이칼구수」 というものが同じく5,000である。「매생이」 とは 「カブサアオノリ」 という海藻の一種だそうで、これもいつか食べてみたい。

”アジト” は個室になっているのでゆっくりとくつろげ、また他の客のことを気にせず思う存分おしゃべりができるのもいい。食べ終えてからも、腰を落ち着けてしばらくあれやこれやとおしゃべり。気がつくと店に入って1時間半以上が経っていた。



「今日は私が誘ったから私が・・・」 というKさんを制してHさんが、「そんなふうにするとお互いに負担だから、”割り勘” にしましょう。ソウルでは ”割り勘” の習慣が広まってきてるらしいわよ。その方が楽でしょ。」 と。

韓国では、この日のように数人が集まって食事をした場合、誰か1人が代表して(多くの場合誘った人が)支払いをし、その次の機会には別の誰かが支払うという方法が一般的。(または、数人の学生と先生が食べに行った場合などは、先生が支払うのが一般的)

日本のような ”割り勘” は ”水くさい・情がない・冷たい” 感じがするとして、韓国ではあまりしないのだが、ご馳走する方もされる方も負担に感じる場合もあるのも事実。最近ではこのように、自分が食べた分だけ払うスタイルも増えてきていると聞く。

ということで、仲良く ”割り勘” で会計を済ませて外に出ると、ポカポカ陽気。またこんなふうに時々会って食事でもしましょうね、と別れた。



시골여행
釜山市南川洞水営区庁下ったところ(쌍등이 ビル2階)
(051) 611-1855
  

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2010年03月19日

'10.3.19(金)深夜食堂

先日バスに乗っていたときのこと。ちょうど斜め前に座っている若い女性が、流行のi-phoneだろうか、大きめの携帯電話のようなものでテレビか映画を観ていた。それ自体は特に珍しくもないのだが、やがてエンドロールが始まったとき画面に出てきた文字が、ハングルではない。席が離れているので定かではないが、どうも日本語のように見える。

それまでは特に気にしていなかったのに、日本のドラマかもしれないと思うと、何のドラマだろうかと気になってくる。何か手がかりとなるものはないだろうかと、さりげなく目を凝らしていると ”もしや・・・” と思う場面が。

さらに場面が変わって ”もしや” が ”やっぱり” に変わった。

小学館刊・安倍夜郎原作の 『深夜食堂』 だ。

青い上っ張りを着た、あの小林薫の姿が画面に映っている。





女性はイヤホンをつけて見ているので音声は聞こえてこないが、小林薫の 「あいよ」 という声が聞こえてきそうである。よくは見えないが、画面下には韓国語であろうと思われる字幕が。

以前書店で、韓国語に翻訳された漫画の 『深夜食堂』 が売られているのを見かけたことがある。日本でも、その題名の通り各局放送時間が深夜で、「月9」 などのいわば花形ドラマとは一味違う一話30分の短いドラマだったが、いったん見始めると次も次もと見たくなるような、味のあるドラマだった。

韓国でもその魅力にはまっている人がいるのを見かけ、私もまた見たくなった。続編できないかなー・・・。  

Posted by dilbelau at 21:18Comments(2)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月19日

'10.3.19(金)韓国の春と言えば

日本人が桜を見て春を感じるように、韓国人が ”これが咲くと春が来た” と感じるという花がある。もちろん桜も日本同様愛でるが、韓国では 「개나리(ケナリ=朝鮮レンギョウ)」 が咲くと、春の訪れを感じると言われる。

꽃샘추위(花冷え)のため、なかなか安定して暖かくなってはくれないが、それでもじわじわとは寒さがゆるんできている。春の花の代表格・ケナリも少しずつ花を開かせ、黄色い色が街の雰囲気を明るくしてくれている。



暑さ・寒さも彼岸まで。本格的な春の訪れまであと一歩。  

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2010年03月19日

'10.3.19(金)ヒヤさんのフラワーショップ

家の近所にあり、私たちも何度か行ったことがある 「Rotiboy」 というカフェ。最近は、もっぱらスタバに行くことが多く、もう長い間入っていなかったのだが、少し前から店舗が工事中になっていたのは気づいていた。

店舗を改装するだけなのか、または 「Rotiboy」 は撤退して新しい店舗が入るのか、前を通りかかるたびに様子を見ていたが、どうも新しい店になる様子。レストランができるほどの広さはないので、きっとまた別のコーヒーショップだろうと思っていたら、意外や意外。お花屋さんになった。

少し前に工事が完了して商品である花も入り、数日前からは人の出入りがあったのでもうオープンしているのだろうと思っていた。この日は寒さがややゆるみ、天気もよく穏やかな日。そんな日はやはり気分も浮き立つようで、食卓に飾るお花でも買って帰ろうと店に入ってみた。

アレンジメントのお花、鉢植えのお花、切り花、観葉植物など、店内にいっぱい飾られた植物たち。どれにしようかと見て回るのだけでも楽しい。植物だけでなく、コーヒーカップなども販売している。

特別な日のお花というわけではなく、ちょこっとテーブルに飾りたかっただけなので、この日はバラを2本。



店員さんは若い女性が1人だけなのに客はどんどん入ってくるので、とても忙しそう。「今日オープンしたばかりなので・・・」 と、他の客と話している店員さんの声が聞こえてきた。それでこんなに忙しそうなのだ。

会計を済ませ店を出ようとする私に、「これ、オープン記念です」 と手渡してくれたのは、可愛らしい花柄の入ったタオル。店の名前の 「희야(ヒヤ)」 は、その店員さんのお名前なのだそうだ。



バラを手に、明るい午後の日差しが注ぐ外に出る。たった2本の花を手にするだけでもこんなにも気分が明るく、嬉しくなる。また時々のぞいてみよう。



  

Posted by dilbelau at 09:20Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月18日

'10.3.18(木)ゴマ好きにはたまらない

先日初めて入った 「KALSU」 というカルククスの店。そのときは、ご飯ものが食べたい気分だったので焼き飯を注文したが、メニューにあった 「들깨칼국수(エゴマのカルククス)」 も是非食べてみたいと思っていたのだった。

エゴマのカルククスといえば、夫も私もお気に入りの店があるのだが、「KALSU」 のエゴマのカルククスのお味はどうだろうかと、ゴマ好きにとっては非常に気になるところだ。

大きなバス通りに面した店なのでもともと客は多いようだが、周囲に会社も多いこともあり、お昼どきともなれば近所の会社の社員と思われる人や、病院の看護師さんたちが昼食を食べに来ている姿も見られる。

早速お目当ての 「들깨칼국수(エゴマのカルククス)=4,000ウォン」 を注文。この店は반찬(おかず)はセルフサービスなので、カルククスが出てくるのを待つ間に、カクトゥギやキムチなど好みのものを小皿に取り分けてスタンバイ。

やがて運ばれてきたエゴマのカルククス。



いかにもゴマがたっぷり含まれているであろう、このスープの色からしておいしそう。ゆで卵のスライスと、海苔・ゴマがトッピングされており、具はジャガイモ・ニンジン・モヤシなどの野菜。



麺はもちもちして食べ応えがある。

最初から最後までゴマの香りを堪能できる、ゴマ好きにはたまらない 「들깨칼국수(エゴマのカルククス)」。スープもきれいに全部いただいた。大変おいしかった。

남천칼국수 KALSU
(051) 622-3391 / 757-9211
営業時間:10:00~21:30
  

Posted by dilbelau at 21:17Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月18日

'10.3.18(木)少~し

釜山の桜の名所の一つとされる、ここ南川2洞の桜並木。我が家のあるアパート群の敷地内を貫く道路に沿って両側に、ずらりと植えられてある桜の木々。大きい道路沿いと細めの道路沿い、2本並んで走る道路どちらにもこの並木があるので、ちょうど桜並木が2列楽しめるかたちになる。満開のときの桜のトンネルは、なかなか見事なもの。これは昨年の桜のトンネル(↓)。



桜の時期になれば、毎年大勢の人が桜を見にやってくる。

韓国には、桜の木の下にシートを敷いて、飲んだり食べたりする日本のお花見のような習慣はあまりない。(桜の時期に山に登ればそのような光景が見られるが、これは桜の時期に限ったことではなく、山に登って山頂付近でお弁当を食べながらマッコルリを少々、という光景は桜以外の時期でも見られる)

多くは、桜並木の道をゆっくりと歩きながら花を愛で、写真を撮ったりしながら楽しむのだ。

さて、毎年楽しみにしている南川の桜並木、今年もつぼみは少~しだけふくらんできているが、この 「꽃샘추의(花冷え)」 のため、まだまだ ”つぼみ固し”。



今はまだ寒さに震えているように見えるつぼみも、もう半月もすれば美しい花を開かせることだろう。  

Posted by dilbelau at 16:09Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月18日

'10.3.18(木)広末涼子 期待値9.9点!

韓国の大手検索サイト Daum のトップページのバナーに、見覚えのある顔が。女優・広末涼子だ。映画の宣伝らしい。クリックしてみると・・・。



犬童一心監督作品 『ゼロの焦点(제로 포커스)』 が、来る3月25日に韓国の映画館でも封切られるに当たり、作品の紹介と前評判のコメントをのせたページだった。

映画を観る前の期待値として、10点満点の点数とコメントが。現時点でまだ7人分しかのっていなかったが、なんとその7人中6人までが10点満点、残る1人も9.0点、平均期待値点はなんと9.9点という高い期待値を示している!



コメントをざっと並べると、

* おぉ~!トップクラスの女優2人に、演技派助演・木村多江までも・・・。期待されますね。
* 犬童一心。期待の映画。
* 『秘密』 以来、広末涼子さんの演技を待っていました。いい映画を期待しています。
* 予告編を見るだけでも充分期待させ、気になって仕方がない気分にさせるのは、いい女優と信頼できるストーリーがあるからでしょう。
* 一心と涼子の出会いだけでもムフッ。
* 広末涼子ちゃん!

広末涼子が、そして犬童一心監督がこんなにも韓国人に人気があるとは驚いた。
またネット上だけでなく、テレビの番組でもこの映画のことが紹介されていた。実際の映画の映像を流しながら、けっこうじっくりとあらすじを紹介。
これは是非、観に行ってみなければ!



  

Posted by dilbelau at 08:48Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月17日

'10.3.17(水)naomi & goroが好き

つづき

コーヒーショップ 「나무(ナム)」 の店内は、コンクリート打ちっぱなしのような無機質な感じ。だが、そこここに愛らしい花や観葉植物を飾ってあるので、あたたかな印象を受ける。







入り口横に置かれた、懐かしい雰囲気のするオルガン。



こちらも今ではほとんど見かけなくなったタイプライター。添えられている紙には、これも新メニューである色とりどりのアイスクリーム。



日本語を勉強中の店員さんとおしゃべりしていると、気候の話に。日本にはオンドルがないから冬は非常に寒いと言う私に、「でも、こたつがあるんでしょう?」 と。確かに、こたつは日本にはあって韓国にはない。

「漫画で見たことがあります。こたつに入って、丸いお菓子(おせんべい)を食べるんでしょう?いつか日本に行ったら、是非こたつを体験してみたいんです。もし、韓国にこたつが売っているとしたら、私買うと思います」

部屋全体が均一に暖かくなるオンドルの方が、足しか暖まらないこたつより、暖房器具としては優れているように私は思うが、彼女曰く、「こたつは、そこに家族が集まることによって、あたたかな雰囲気を作り出すことができると思うんです。韓国では最近、家族みんなが集まる時間というのが、あまりなくなってきていますから。」

なるほど。

「暖房器具としてのこたつ」 以外に、「一家団欒の場としてのこたつ」 としても魅力を感じているようだ。(そういえばしばらくこたつに入っていない。急に懐かしくなってきた・・・。)

などと 「こたつ談義」 をしている中、店内に流れている耳に心地よい音楽。美しく澄んだ女性の歌声。店員さんが 「今流れている曲、日本人が歌っているんですよ」 と教えてくれた。「ナオミという人です」 と見せてくれたCDジャケットには、「naomi & goro」 と書いてある。

小野リサさんを通してボサノバと出会ったという布施尚美さんと、映画やドラマの音楽も手がけているという伊藤ゴローさんのデュオ。店の雰囲気とその音楽がとてもよくマッチしていた。

「私、こういう音楽好きなんです。気分を明るくしてくれますから。」 と笑顔を見せる店員さん。彼女自身にも、その軽快で爽やかな音楽はよくマッチしていた。



나무
営業時間:月~土 10~21時。土曜日は18時か19時で閉店することもあり。日曜日定休。
  

Posted by dilbelau at 21:47Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月17日

'10.3.17(水)これが噂のコーンピザ

近所にあるコーヒーショップ 「나무(ナム)」。店内は小さいながらも、清潔感があって落ち着く雰囲気。またアメリカン3,000ウォンと、チェーン店でないコーヒーショップにしてはお手軽な値段で、かつなかなかおいしい。また、行くたびにいつも、お餅やお菓子、フルーツなどちょっとしたサービスをしてくださるのも嬉しく、時々入る店だ。

そんなコーヒーショップ 「나무(ナム)」 の店先に、最近置かれるようになった写真つきのメニュー板。その新メニュー、その名も 「コーンピザ」。

「コーンピザ」・・・。初めて聞く名前だが、その名前と写真から、アイスクリームのコーン(円錐状の)のようなものの中にピザの具が入っているものだろうと想像はつくが、どんな味だろうかと前を通りかかるたびに気になっていた。

先日、ちょうどこばらが空いているときに通りかかったので、いざその 「コーンピザ」 を食べてみようと店に入った。

店頭にあるメニュー板には、「コーンピザ」 は5種類ほどの味があると書いてあったが、実際にこの店で提供しているのは 「ホットチキン」 と 「ベーコン」 の2種類だけとのこと(いずれも2,500ウォン)。「ホットチキン」 はその名の通りけっこう辛そうなので、私は 「ベーコン」 をいただくことにした。

やがて、注文したアメリカン(3,000ウォン)とともに持って来てくれた、できたて熱々のこれが噂の(?) 「コーンピザ」。



アイスクリームのコーンと形は同じだが、もっと分厚くてしっかりしている。しっかりしていながらも適度に柔らかく、ピザの生地・・・でもなく、クッキーの生地・・・というふうでもなく、例えるものがちょっと思い浮かばない、初めての食感。中には熱々のピザの具が。

日本語を勉強しているという店員さんが 「熱いですよ」 と注意してくれた通り、加減して食べないと口の中を火傷してしまいそうなほど熱々だ。チーズがとろーりと伸びる。食べ進んでいき、コーンが残り5~6cmほどになったとき、予想外の味の変化が。

それまではいかにもピザの味だったのに、急に甘い味がしてきたのだ。

驚いてコーンの中を見てみると、なにやら紫色のものが顔をのぞかせている。これは?と尋ねる私に店員さんは 「ジャガイモです」 と。ペースト状にした紫色のジャガイモだ。ピザとの組み合わせは意外だったが、1度で2つの味を楽しめるといったところだろうか。

「コーンピザ」 のボリュームとしては、おやつ感覚(私にとっては)。1食分の食事になるほどのボリュームではなく、こばらが空いたときにちょうどよい感じだ。

さてこのように食べるものも注文しても、コーヒーにはやはりおまけをつけてくれる店員さん。この日はクラッカーとチョコボールをつけてくれた。このチョコボールの中には乾燥ブルーベリーが入っていた。



日本語を勉強しているものの、先生以外の日本人と直接会話する機会がないという店員さんと、のんびりと日本語でおしゃべり。自分の日本語にあまり自信がないと言うが、なんのなんの上手に話される。私がマグカップのコーヒーを飲み干したのを見て 「おかわりはいかがですか?」 と笑顔で聞いてくれる。お言葉に甘えてもう1杯・・・。

つづく  

Posted by dilbelau at 18:31Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月17日

'10.3.17(水)春の恵み・ヨモギスープ

先日の夕食どき、オンニのノックの音。
「ご主人帰ってらっしゃるの?」 と気にしながら、ちょっと遠慮がちにドアの向こうに立ってらっしゃる。こちらは一向に構わないのだが、夫が在宅時にはくつろぎの時間を邪魔してはいけないと気を使ってくださるようだ。

その日夫は夜間授業のためまだ帰宅していないことを告げてうながすと、「そう?じゃあ、ちょっと上がっていこうかしら。」 小さなお鍋を持ってきてくださっている。

「쑥국(ヨモギのスープ)」 だ。



去年は2人で一緒にヨモギを摘みに行ったので、今年も早くももう摘んでこられたのかと思ったが、「違う、違う。買ったのよ。まだ寒くて摘みに行けないわよ。」 確かに。「꽃샘추위(花冷え)」 のため、なかなか暖かくなってくれないこの気候じゃあ、ヨモギ摘みなんてしていたら風邪を引きそうだ。

「春だと思って土の中から出てきたカエルも、꽃샘추위(花冷え)で寒くて死んじゃうってね・・・」

暖かいスープからは、ヨモギのいい香りが立ち上って鼻をくすぐる。春の匂いだ。早速味見させてもらうと、ヨモギの味の他にもなんともいい味が口の中に広がる。ヨモギ以外にも、貝の身やすったゴマ・大根・アミエビなどいろいろ入っているそうだ。韓国人の友人Hさんが以前 「ヨモギは大地の恵みがいっぱいの食べ物だから、身体にとってもいいのよ」 とおっしゃっていたように、滋味あふれるいかにも身体によさそうな優しい味だ。

あれやこれやと他愛もない話をしていると、知らないうちに時間がたっていたようで、ふと掛け時計を見上げたオンニ、「어머야(あらっ)!もうこんな時間?」 と慌てて帰っていかれた。
春の恵みのおいしいヨモギスープ、ご馳走さまでした。  

Posted by dilbelau at 14:50Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月17日

'10.3.17(水)塩をかけて出てきたところを・・・

つづき

引き潮の広安里ビーチ。



バケツをそばに置き、しゃがみこんで何かをとっている人たち。



あちらでもこちらでも熱心に。



一見、アサリの潮干狩りの風景にも似ているが、このおじさん・おばさんたちのお目当ては 「긴맛(馬刀貝=マテガイ)」 だ。去年もここ広安里で同じような風景を見たのを覚えているが、ブログをさかのぼって見てみると去年の3月12日。ちょうど同じ時期だ。

必要な道具は3点。

おじさんが右手に持っている砂を掘る道具、それから左手に持っている容器(中には塩が入っている)、そして採ったマテガイを入れるバケツ、だ。(↓↓)



まず、引き潮であらわれた砂地を道具を使って、少しずつそぎとるように掘る。すると掘った砂地の表面にくぼみがあらわれることがある。くぼみは、その奥にマテガイがいるという印。そのくぼみ目がけて、容器に入れた塩を振りかける。すると、その塩に反応してくぼみの奥からマテガイがヒョイっと頭を出す。そこを逃さず、手でつまんで引き抜く。というのが手順。写真は、くぼみに塩を振りかけているところ(↓↓)。



おじさんの ”釣果” ならぬ ”堀果(?!)”。



こちらは2人ペアで協力しながらの作業(↓)。左のおじさんが掘って穴が出てきたら、タイミングを見計らって右のおじさんが穴に塩を振りかける。



こちらはおじさん・おばさんたちが掘った穴のあと(↓)。こういう掘ったあとが、ビーチの波打ち際にずらりと並んでいる。



釜山の初春の風物詩だ。  

Posted by dilbelau at 08:49Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月16日

'10.3.16(火)カモメも喜ぶ

このところ連日、雨や曇りのうっとうしい天気が続いていたが、今日はようやく太陽が顔を出しすっきりと晴れてくれた。と喜んでいたら、今度は ”黄砂にご注意を” という気象情報・・・。しかしやはりお天気がいい方が気分がいい。

午前中、近所の病院で日本語コーディネーターとしての仕事をした後、久しぶりの晴天が嬉しくて午後はゆっくりと広安里を散歩。波打ち際を歩くと海を渡る風が冷たく、思わず襟元を合わせるほどだが、それでも日差しを浴びてのんびり歩くのは気持ちがいい。





波打ち際を歩くカモメたちも、久しぶりの日差しを楽しんでいるよう。





引き潮のビーチを歩いていると、ビーチの端(民楽側)付近でしゃがみこんでいる人影がいくつも見える。もしやと思って近づいてみると、やはりそうだった。去年初めて見た、馬刀貝(マテガイ)採りの人たちだ。

つづく  

Posted by dilbelau at 20:47Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月16日

'10.3.16(火)初体験!樹液を飲む

先日、Sオンニが珍しいものを持って来てくださった。
「これ、一緒に飲もうと思って」 とテーブルに置かれたのは、緑色のペットボトル。




よく見ずにてっきりジュースだと思ってグラスを用意していると、「コロスェの何とかかんとか・・・」 というオンニの声。

コロスェ???

ペットボトルのラベルを見てみると、「고로쇠」 とある。
オンニによると、このペットボトルに入っている液体は、ある木の樹液なのだそうだ。
早速辞書で調べると、「고로쇠(コロスェ)」 なるものは日本語では 「イタヤカエデ・トキワカエデ・ツタモミジ」 なのだそうだ。

このペットボトル、先日オンニが 現在開催中の하동(河東)の梅祭りに行かれたときに買って来られたもので、河東の北方30kmほどのところにある지리산(智異山)で採取したイタヤカエデの樹液(100%)なのだそうだ。

樹液というものを飲むのは生まれて初めての体験。
グラスに注いだ樹液はほぼ無色透明だが、よく見ると非常に細かい浮遊物が見える。透明なグラスに入れると、わずかだが白濁しているのが分かる。



味は、舌に神経を集中させればかすかに甘い味がするが、ほぼ無味無臭。
この樹液には、カリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルや蔗糖が含まれているのだそうだ。やや甘い味がするのは蔗糖のせいだろう。

オンニによると、最近はこの樹液を持ってチムジルバンへ行き、汗をたっぷりかいては樹液をたっぷり飲み、また汗をかいては飲み・・・を繰り返し、体内の老廃物を排出する、いわゆるデトックスが流行っているのだそうだ。

「イタヤカエデ」 とは、こういう木だそうだ。葉の形はまさにモミジ・カエデ。



NAVERのテーマ百科事典によると、

「고로쇠나무(イタヤカエデ )」 は、韓国に自生するカエデ類の中で最も太く背が高い植物である。「고로쇠나무」 の語源は、「골리수(骨利水) 나무」 からきており、文字通り骨によい樹液を含む木という意味である。(中略)イタヤカエデの樹液は無色無味でほのかな香りがあり、特にカルシウム・マグネシウムなどを多く含み、胃腸病・肺病・神経痛・関節炎を患う人が、「약수(薬水)」 として飲めば効果がある。樹液採取には、啓蟄をはさんだ前後1週間が一番よいとされている(陽暦2月20日~3月15日)。しかし、この期間内であってもいつでも樹液が出てくるわけではなく、気候条件によっても変わる。この理由は、幹の内部の圧力変化によって樹液が出てくるからである。すなわち、夜の気温が下がれば下がるほど、幹の内部にはより多くの樹液が発生するようになり、昼の気温が上がれば上がるほど、それだけたくさんの樹液を搾り取ることができる。樹液を採取したあとにできる傷は、自然にふさがれる。

なるほど。言うなれば ”神秘の薬水” というところだろうか。

ペットボトルに充填されたこの樹液、保存料などを何も加えていない天然の樹液そのもの。つまり ”生もの” なので保管は冷蔵庫で、また出荷後7日間で飲みきるようにという注意書きがしてある。値段もけっこう高いのだそうだ。

生まれて初めての樹液を飲み干した私のグラスに、オンニは 「もう少し飲みなさい」 と注ぎ足してくれ、また 「ご主人にも飲んでもらってね」 と夫の分までグラスになみなみ一杯置いていってくださった。
貴重な樹液をありがとう、オンニ!  

Posted by dilbelau at 17:27Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月16日

'10.3.16(火)残したら罰金

家の近所にありながらも、一度も入ってみたことがないという店がけっこうたくさんある。先日初めて入ってみたのも、そんな店の一つ。

「남천칼국수 KALSU」 と、韓国料理の店にしては珍しく横文字の名前もついている。「남천칼국수(南川カルククス)」 の 「칼(カル)」 と 「수(ス)」 を取って、「KALSU(カルス)」 なのだろう。

その名の通り、カルククス(手打ちうどん)がメインのお店。普通のカルククス(4,000ウォン)の他に、「얼큰칼국수(辛いカルククス=4,500ウォン)」、「수제비(スジェビ=4,500ウォン)」、夏には冷たい 「냉콩칼국수(豆乳のカルククス=5,000ウォン)」、「비빔밤(ピビンパ=4,500ウォン)」、「소고기볶음밥(牛肉の焼き飯=5500ウォン)」、「떡국(餅の入ったスープ=4,500ウォン)、おなじみ「김밥(海苔巻き=1,500ウォン~)」 などのメニューが並ぶ。

この日はご飯ものが食べたかったので、「해물볶음밥(海産物の焼き飯)=5,500ウォン)」 を注文したが、その後メニューを眺めていると、私の好物の 「들깨칼국수(ゴマのカルククス)=4,500ウォン)」 もあることに気がついた。次回は是非これを。

材料を炒めるいい音がして、やがて運ばれてきた焼き飯。



目玉焼きがトッピングされていて、おいしそう。具はイカ・タコ・エビの海産物に、しいたけや野菜。なかなかいいお味。一緒にもやしのスープもついてくる。

この店は、食べ残し防止に力を入れているようで、テーブルのすぐそばにこんな張り紙が。



「残飯 ”ゼロ化” 運動」
当店では、「반찬(おかず)」 をセルフサービスにしております。
お召し上がりになるだけの量を取ってください。残した場合、罰金1,000ウォンです。

本当に罰金まで取るとは思えないが(取るのか?!)、この店のように食べ残しを防止するため、おかず類を食べたいだけ、残さぬ程度に客に直接取ってもらうというセルフサービススタイルの店が増えてきている。

客は好きなおかずを好きなだけ食べられるし、店員も客から何度も 「これ(おかず)おかわり下さい」 と呼ばれて、おかわりをテーブルまで運ぶ手間も省けるし、何より食べ物の無駄が出なくてすむし、いいシステムだと思う。



남천칼국수 KALSU
(051) 622-3391 / 757-9211
営業時間:10:00~21:30
  

Posted by dilbelau at 07:53Comments(4)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月15日

'10.3.15(月)雨の降る日にはコレ!

最近、まるで梅雨どきのように本当によく雨が降る。
雨が降らない日でも、どんよりと厚い雲に太陽が隠れている日が多く、すっきりしない。

昨夜半より降り始めたらしい雨は、今朝になっても本降り。かなりしっかり降っている。
こんな雨降りの日には、韓国人が食べたくなる・飲みたくなるものがあるそうだ。

パジョンとマッコルリだ。



雨の降る音が、パジョンを焼くときの音を連想させるのだそうだ。
では、マッコルリは何故か?
それは単に、パジョンと相性がいいからだそうだ。

ずっと降り続いていた雨も、午後遅くにようやくあがった。
明日は太陽が姿を見せてくれるかな・・・。  

Posted by dilbelau at 21:05Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月15日

'10.3.15(月)進化するバス

釜山市民の足となっている路線バス。
釜山では地下鉄1号線が運行を開始した1985年よりずっと前の1917年に、路面電車の補助的な役割を担う乗り物として市内バスが走り始めたこともあり、その運行路線はまさに人々が生活するあらゆるところにまで張り巡らされている。バスで行けないところはないと行っても過言ではないだろう。

私も日々お世話になっているその市内バス。私が釜山で暮らし始めてからの2年の間にも、いろいろ進化を遂げているのが分かる。

まず、車内の案内。次の停留所を告げるアナウンスは、以前は韓国語のみだったのが今では一部、韓国語の後に英語でも流れるようになっている。(駅・市場・官庁など主要停留所のみ)

そして、バス正面上にある行き先表示板は、以前はペンキで書かれたものだったのが、今ではほとんどが電光掲示板に変わり、遠くからでも見やすくなった。さらに、その電光掲示板に表示される行き先名は、以前はハングル表記と英語表記だけだったのが、まだ一部のバスだけではあるが、日本語・中国語の表記も出る車体も時々見かけるようになった。

さらに、先日乗ったバスには、運転席のすぐ後ろ、天井近くに取り付けられている広告が流れるスクリーン、これに次の停留所と次の次の停留所の名前が表示されるようになっていた。



ただ、日本のバスのように常時、次の停留所の名前が表示されているのではなく、大半の時間は広告が流れ、停留所の名前が表示されるのはほんの10秒ずつぐらいなので、そのタイミングを見逃すと見られない。

それでも、今までは次の停留所がどこであるかは、車内のアナウンス(たまにボリュームが小さくて聞こえにくいときがある)と、車外の風景を注意深く見ることでしか知ることができなかったが、10秒間だけでも文字でも見られるようになったのは進歩だと言えよう。特に初めて乗る路線のバスの場合に助かる。文字は、ハングルの下に英語でも表示される停留所(駅・市場・交差点名など)と、ハングルでしか表示されない停留所があるが、まあそれでも・・・。

次はどんな進化を見せてくれるか、楽しみである。
できれば、そういう進化とともに、安心して乗っていられる優しい運転を心がけてもらえると、なお嬉しいのだが・・・(^^;  

Posted by dilbelau at 17:46Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月15日

'10.3.15(月)こんなところに西尾のお茶が

時々利用するバス停近くに、いつ頃だっただろうか 「예화초당(芸化草堂)」 という名前の、抹茶・茶道道具・伝統陶磁器などを販売する店ができていた。抹茶の茶道教室も開いていると書いてある。

店は大きなガラス張りになっており、通りかかるたびに展示してあるお茶の道具に目が行っていた。
茶釜がかけられた風炉や、お茶碗、



お棗に、



茶筅に茶杓、お茶碗、お抹茶など。



よく見てみるとお抹茶は日本製。
「実相の昔」 というご銘の濃茶だ。表千家不審庵 而妙斎宗匠御好だと書いてある。お詰めは 「あいや」。知らなかったがこの 「あいや」 という会社、愛知県西尾市にあるのだそうだ。西尾市と言えば、夫が生まれ育った地のすぐ近く。抹茶の生産量日本一であるのがこの西尾市であるというのは、結婚して義父から教えてもらって初めて知ったのだった。

1888年(明治21年)に興された、茶・藍の製造卸売業 「杉田商店」 から始まり、創業120余年という老舗。そんな西尾市のお抹茶が、ここ釜山の店先に展示されているとはなんとも不思議な感じがすると同時に、その小さなお茶缶に愛おしささえ感じる。

韓国茶道の起源については諸説あるようだが、いずれにしても一服のお茶を通して心の豊かさ・静寂を得ようとする姿勢は、国が違っても同じなのだろう。



예화초당(芸化草堂) 
(051) 752-3016
  

Posted by dilbelau at 08:49Comments(0)TrackBack(0)2010年3月

2010年03月14日

'10.3.14(日)中からチーズがとろ~り

つづき

メニューは、一番人気の 「くまのオリジナルハンバーグ(12,000ウォン)」、「辛いハンバーグ(10,000ウォン)」、「チーズハンバーグ(11,000ウォン)」、「カラメルハンバーグ(10,000ウォン)」、またランチタイムには 「ハンバーグカレーライス(7,000ウォン)」 もある。

どれもおいしそうだが、私たちは2人とも 「くまのオリジナルハンバーグ」 を注文。以前テレビで紹介されていたときに、店長がその作り方を実演していたメニューだ。完成したハンバーグにナイフを入れると、中からとろ~りチーズがとろけ出ていたあの映像が目に焼きついていて、是非一度食べてみたいと思っていたのだ。

ところで、メニューはどれも一般的な韓国料理に比べると高めの設定だが、この値段でも大学生らしき若い人たちがこんなに大勢食べに来ているというのは、よほど韓国人の口にも合っているということだろう。午後2時・3時という食事するには半端な時間帯にもかかわらず、ひきも切らずに客は後から後から入ってきて、店内は常にほぼ満席状態が続いていた。この時間でこの様子ならば、12時台のお昼どきには行列ができているのではないだろうか。

さて、やがて運ばれてきた 「くまのオリジナルハンバーグ」。



これ、これ!! テレビで見たとおり、こんもりと肉厚で存在感のあるハンバーグ。鉄板の上には、キノコ類たっぷりのデミグラスソースが添えられ、ポテトサラダ・目玉焼き・インゲンのソテーも一緒に並んでいる。

ご飯とお味噌汁・キムチ・ピクルス・サラダがセットになっている。














いざ、デミグラスソースを身にまとったつやつやのハンバーグにナイフを入れる。



じゃじゃ~ん!中から肉汁とともにトロ~リとチーズがあふれ出す。

テレビで実演していたように、ハンバーグのタネの中の空気をよく抜いてから焼いてあるので、ハンバーグの形も美しいし、食感も肉がしっかりとつまっている感じで食べ応えがある。コショウをけっこうきかせてある。

デミグラスソースも非常においしく、鉄板の上に残ったソースをスプーンできれにいただいてしまったほどだ。

また、一緒に出てきたお味噌汁!これが予想外のおいしさ。꽃게(ガザミ)の半身が入っており、カニから出たダシが実においしいお味噌汁だった。ご飯もおいしく炊けており、おかわり可。



非常においしくいただいて、大満足。

お会計をしようとレジに向かうと、レジ担当の店員さんが 「おいしく召し上がっていただけましたでしょうか?」(←これは韓国語で)と。こちらが 「はい」 と答えたのを確認してから、金額をおっしゃる。”料理に満足していただけたかをまず確認し、満足してもらえたのを確認できたらその時点で初めて代金を請求させていただきたい” という心構えが感じられた。

手間を惜しまず手作りにこだわる店長の料理に対する愛情、料理のおいしさ、そしてそういった細やかな心遣いがこの店の人気の秘訣かもしれない。オープンして半年ほどだそうだが、これほど人気の店になっているのもうなずける。私たちと入れ違いに、また2組ほど店に入ってきた。

店を出るときにはまたまた日本語で「ありがとうございました~!」 と元気よく見送ってくださった。

くまのハンバーグ(쿠마노함바그)
釜山市釜山鎮区釜田洞168-150
(051) 817-8717
営業時間:12時~22時(L.O.21:30)
  

Posted by dilbelau at 20:17Comments(2)TrackBack(0)2010年3月