2012年01月30日

研究室、または!

最近の釜山の街はカフェだらけ。大手チェーン店も、個人経営の小さなカフェも、いずれも 「街を歩けばカフェにあたる」 状態だ。

中でも個人経営のカフェは、それぞれ独自のカラーを打ち出している。ギャラリーを併設したり、「女子」 が好みそうな細々とした小物を飾ったり、それぞれの個性を表現している。

このカフェも、名前からしてユニークだ。「연구실, 혹은!」。直訳すると 「研究室、または!」。南浦洞の光復路からほど近いところに位置する。通りに面しているわけではないので人目にはつきにくいが、特に韓国人の大学生や若い女性には人気のようでネット上でもたくさん紹介されている。



外観は洋風の家のようだ。門を入ると入り口脇にテラス席もある。



「研究室」 ということなので、店内はどんなふうだろうと思ったが、意外と普通だ。ごてごてと飾り付けることもなく、シンプルでさっぱりした雰囲気。





店内には階段があり、いかにも上にも席があるように見えるが、階段には 「2階・3階立ち入り禁止」 とある。店員によると 「個人の作業室なので・・・」 とのことだ。

店内の席に着くとまず、牛乳瓶のようなガラスの瓶に入った水が出てくる。寒い時期は飲み頃の温度に温められているのがありがたい。ストローでいただく。普通のグラスで出せばいいようなものだが、何しろここはカフェではなく 「研究室」 。この瓶は 「衛生的な飲用水提供のための研究結果の産物」 で、煮沸消毒して管理しているのだそうだ。



メニューの最初の部分にはいくつかの注意書きが。まず 「研究室」 の意味は 「あなたを研究するところ」 で、研究内容は 「もう少し楽しく生きる方法」 だそう。

また、各種5%割引もあるそうで、1人で来店した客は料金5%割引。毎週金曜日はビールが5%引き、「今月のおすすめ」 ドリンクを注文時5%割引だそう。



メニューが決まれば、注文はメニューとともに渡された小さなメモ(▲)に記入して店員ならぬ 「研究員」 に提出する。

ベーグルサンドやクロックムッシュ、ケーキなどのメニューもあり、店内にはそれらを作る甘い香りが漂っている。しかし、この日は夫も私もおなかいっぱいだったので、飲み物だけいただくことにした。ドリップコーヒー(4,500w)。



角砂糖を入れている容器はミニビーカー風(▼)。



キャラメルミルク(4,500w)には、表面にかわいらしい絵が描かれていて混ぜてしまうのがもったいないほど。どちらにもクッキーが添えられている。



注文の品とともに、先ほど注文内容を書いた紙に、店員が赤い文字で少し書き加えたものを持ってくる。それぞれの金額と合計金額、ドリップコーヒーに使われている豆の名前(オーストラリア マウンテン・トップ)と、「楽しい時間をお過ごしください」 というメッセージが書かれている。



また、店の板塀には小さなドアがあり(階段の途中)、そこはこのカフェを経営している女性の妹が運営している 「gallery11-32」 という小さなギャラリーなのだそう(▼)。この日は閉まっていたが、ドアが開いているときは自由に見学することができる。写真の左手に見えているのは言わずと知れた、龍頭山公園内にある釜山タワー。



연구실, 혹은!
釜山市中区東光洞2街11-32
(051) 245-5353
営業開始時間:月~土12時、日曜日13時
定休日:火曜日
  

Posted by dilbelau at 08:53Comments(1)TrackBack(0)カフェ・ケーキ

2012年01月29日

焼き塩サバ定食

旧正月の連休2日目(1月22日)、夫と久しぶりに南浦洞へ。やはりいつもに比べると人出がぐっと少ない。昼食を食べようと思っていた目当ての店も、連休中は休業するとの張り紙が。

それでも通常通り営業している店もけっこうあり、適当に歩いていて見かけた塩サバの店に入ることにした。

それにしてもこの辺りは日本語表記をたくさん見かける。飲食店のメニューを日本語で書いてあったり、「日本語できます」、「日本人・中国人大歓迎」 などという日本人にアピールする文句も多く見かける。実際、日本人観光客らしき姿もよく見かける。大震災以降、日本人観光客が減り、中国人観光客が増えていると聞くが、やはり日本人観光客もまだまだ健在のようだ。

さて、私たちは 「자반고등어구이정식(焼き塩サバ定食)」(10,000w)を注文。「자반(佐飯=チャバン)」とは、塩をした魚のこと。「飯(ご飯)」を「佐(助ける)」、つまり味が濃いめでご飯のおかずによく合い、長期保存がきくものという意味だ。

メニューは他に、「쌈밥정식(サムパッ定食)」(上記メニューにサバが入っていないタイプ=7,000w)や、「갈비찜(カルビチム)」(小2万w、大3万w)、「해물파전(海鮮パジョン)」(1万w)がある。

4人がけのテーブルの上いっぱいに料理が並べられていく。メインの焼き塩サバ(▼)。普通の焼き塩サバと、サバの上にヤンニョム(各種調味料のタレ)を塗りつけて焼いたものが1匹ずつ並ぶ。いずれも表面はカリカリに香ばしく、中はふっくらと焼き上げてあり、とてもおいしい。ヤンニョムは赤いが全く辛くない。



その他にも、ショウガの味がきいた甘辛いプルコギやキムチジョン、野菜やキノコの和え物、チャプチェなど数々の料理はどれもおいしくご飯が進む。好みでサンチュなどの葉で包んで食べてもおいしい。





テンジャンチゲは1人分ずつトゥッペギ(土鍋)に入って出てくる。



店は2階部分にも。おいしくいただきおなかいっぱい。満足して店を出た。





자반고등어(チャパンコドゥンオ)
釜山市中区新昌洞1街14-5
(051) 248-2340, 254-4589
  

Posted by dilbelau at 08:42Comments(0)TrackBack(0)海鮮・魚介類

2012年01月28日

珍味亭でランチ

先日、夫と夫の同僚の方と3人で 「진미정(チンミジョン=珍味亭)」 へ。この日は週末でランチコース(16,000w)が利用できないので、수(ス=寿)コース(22,000w)を注文。

前回同コースをいただいたときと1品違うものがあったが、基本的に同じメニュー。何度見ても盛り付けも美しく、丁寧に作られた品ばかりだ。まずは 「오자죽(五子粥=オジャジュク)」 というお粥(左▼)と、물김치(水キムチ)。五子粥は、クルミ・ハスの実・アンズの種・桃の種・チョウセンマツの実の、五つの種や実が使われている。



홍시(熟柿)や100초 효소(100種類以上の薬草や果物を発酵させた酵素)のドレッシングが添えられた野菜サラダ(右▼)。



오절판(オジョルパン)と生牡蠣のチョジャン(コチュジャンと酢を混ぜたもの)添え(▼)。オジョルパンは、小麦粉と水で作った生地を丸く焼いたもので、5種類の具を包んでソースをつけていただく料理。





콩나물잡채(豆もやし入りのチャプチェ▼)。



海鮮・野菜・キノコのピリ辛和え(▼)。コースの中で、辛い料理はこれだけだ。



前回食べたときに出た녹두전(緑豆のお焼き)の代わりに、この日はこちら(▼)。下にチヂミ風のものが敷かれ、その上に餅のようなものが。海老を花に見立ててデザインしてある。



鴨肉の燻製マンゴーソース添え(写真上▼)と、韓牛の塩焼き。





豚肉の代わりにキノコを使った酢豚風(▼)。



들깨탕(エゴマのスープ)(▼)。



そして진지(食事)。6種類のおかずとテンジャンチゲ、そして연잎약밥(蓮の葉のヤクパッ)。その名の通り大きな蓮の葉に包まれて蒸しあげられた、おこわのようなご飯だ。





蓮の葉を開くとおこわが顔を見せる。もち米にナツメや松の実などを加えてせいろで蒸したもので、なかなかのボリュームだ。



デザートはみかんと漢方茶。前回は甘酸っぱい오미자차(オミジャチャ=五味子茶)だったが、この日は本格的な漢方茶。良薬口に苦しだ。



この日は料理が運ばれてくるタイミングが少し早かったのが残念だったが、ゆっくりおしゃべりを楽しみながら、大変おいしくいただいた。



진미정(珍味亭)
釜山市水営区広安4洞1293ー3番地 
地下鉄2号線 「금련산(金蓮山)」 駅2番出口 좋은강안병원(チョウン・カンアン病院)横の道を山側に上がり、最初の曲がり角を右へ
(051) 751-5534
営業時間:12:00~15:00、17:30~22:00
定休日:毎週月曜日
http://www.jinmijeong.com
  

Posted by dilbelau at 21:36Comments(0)TrackBack(0)韓定食・定食類

2012年01月28日

匂いは強烈・・・でも美味!!

この日の昼食は、料理のおいしさとたっぷりのボリュームが魅力の 「안채(アンチェ=母屋)」。この店では두루치기(トゥルチギ)다슬기탕(タスルギタン)を食べることが多い。

この日も 「カワニナ」 を使ったスープ 「タスルギタン」 を食べるつもりだったのだが、この時期あまりカワニナがとれないためできないとのこと。ならばと、この店では初めての청국장(チョングッチャン=6,000w)をいただくことにした。

청국장(チョングッチャン=清麹醤)とは、韓国味噌の一種でもあり、その味噌を使ってスープ仕立てにした料理のことも指す。2007年公開の映画 『HERO』 の中で、キムタクが韓国の食堂で注文したことで日本人にもその料理名が広く知られるようになった。

この店のチョングッチャンは濃厚。水分が少なめで、スープというよりは、味噌を少し水でのばしたような感じ。写真ではスープっぽく見えるが、おたまでかき混ぜると荒くつぶした大豆がたっぷり沈んでおり、どろりとしている。赤・青唐辛子が、全体の味を適度に引き締めている。(写真は5人分▼)。

特に、火から下した直後は特有の強烈な匂いを放っているが、すぐに匂いは気にならなくなる。



洗面器のようなアルマイト製の器には、卵などの具がトッピングされたご飯が入っている。ここに適量のコチュジャンを入れ、さらにチョングッチャンもたっぷり入れてよく混ぜていただく。



おかずも相変わらずボリュームたっぷり。モヤシのナムルなども、好みでご飯に混ぜて食べても美味。写真はおかずの一部(▼)。



最初からおかずをたっぷり盛りつけて出してくれるが、なくなりかけると見計らってまたたっぷりとお代わりを持ってきてくれる。おいしいのでつい箸が進み、どのメニューも食べ終わる頃にはかなりおなかいっぱいになる。

안채(アンチェ)
釜山市東区水晶2洞1-183番地
(051) 467-2346
定休日:日曜日
  

2012年01月27日

ビーチで剣道

週末の朝、お気に入りのカフェでのんびりしようと夫とビーチを歩いていると、剣道の練習をしている一団を見かけた。



一列に並んで、順に打ち込みの練習をしている。「カシン、カシン」 という竹刀の乾いた音と、「ヤー」 という気合いを入れる声がビーチに響いていた。





ビーチをもう少し進んだところでは、カモメが乱舞。通行人が投げる새우깡(セウカン=韓国版かっぱえびせん)に群がっているのだ。





カモメといえば海雲台ビーチにたくさんいるが、ここ広安里にもけっこういる。





  

Posted by dilbelau at 21:35Comments(0)TrackBack(0)広安里

2012年01月27日

寒い日にぴったりの

家の近くの 「시골여행(シゴルヨヘン)」 には、ククス類やクッパ類などおいしいメニューがたくさんあるが、少し前から平日のランチタイム限定のお得なメニューができた。普通は8,000wの김치만두전골(キムチマンドゥチョンゴル)が、ランチタイムは6,000wに。もちろん8,000wのものよりはマンドゥ(餃子)の数が少なかったりはするが、手軽に食べられるのは魅力だ。

すでに食べられる状態で出てくるが、卓上コンロで火にかけながらいただくと最後まで熱々のおいしさが味わえる。



具はメインのマンドゥ(1人2個)、たっぷりのキムチ、豆腐やエノキ、しいたけ、당면(タンミョン=ジャガイモなどのでんぷんで作った乾麺)など。



適度な辛さが食欲そそそり、ご飯がすすむ。おかずのモヤシの和え物や昆布の和えものもおいしい。この青唐辛子は全く辛くないタイプ。



おいしくいただいた。

시골여행
釜山市水営区南川2洞7-8
(051) 611-1855